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クレーンの種類を紹介!必要な資格や向いている人の特徴も

工事現場などで、重いものを持ち上げたり運ぶときに活躍するのがクレーンです。

迫力のある外観にあこがれる人も多く、クレーンに関わる仕事をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

クレーンは、使用目的や使われる場所によって、さまざまな種類があります。


この記事では、クレーンの種類や特徴を紹介するとともに、クレーンを扱うために必要な資格についても紹介します。

クレーンを扱う仕事に向いている人の特徴もまとめているので、参考にしてください。

目次[非表示]

  1. クレーンとは
  2. クレーンの種類
  3. クレーンの操作に必要な資格
  4. クレーンを扱う仕事に向いている人
  5. まとめ


クレーンとは


クレーンの定義は法律で定められています。

具体的には、以下の基準を二つとも満たしている場合にクレーンといいます。


  1. 人力以外の動力を使って荷を吊り上げるもの(荷重0.5t以上)
  2. 吊り上げた荷を水平に運搬することを目的とする機械装置(人力によるものも含む)


どちらか片方の条件だけ満たしていても、クレーンとは呼びません。

荷をおろすときは特に定められた要件がなく、動力であっても自由落下であっても問題ありません。


クレーンの種類


クレーンには、たくさんの種類があります。

ここでは、クレーンの種類と特徴について確認していきましょう。


トラッククレーン

トラックにクレーンを載せたタイプがトラッククレーンです。

トラッククレーンには、車両掲載形とレッカー形の2種類があります。


車両搭載型は、トラックの荷台と運転室の間に小型のクレーン装置を搭載しており、3t未満の荷物を吊り上げるのに使われます。

レッカー型は、トラックの骨格となるシャーシを補強してクレーンを取り付けたものです。

レッカー型のトラッククレーンは主に、通事故を起こした車の移動に使われています。


どちらも操作が簡単で、高速道路も移動できます。


ホイールクレーン

ホイールクレーンは、一つの運転室で走行とクレーン操作ができる移動式クレーンです。

一般道での走行性は低いですが、砂利道では走行しやすく、狭い場所での作業も可能です。

車輪は四輪式と三輪式があって、どちらも前輪駆動、後輪操向で走行します


ホイールクレーンの仲間にラフテレーンクレーンというクレーンもあります。

ラフテレークレーンは、大形タイヤを装備した全輪駆動式で、荒れた土地や比較的軟弱な地盤の走行も得意です。


鉄道クレーン(ロコクレーン)

鉄道クレーンはロコクレーンともいわれ、鉄道のレールを走行する車輪を持つクレーンです。

鉄道クレーンは、吊荷のまま線路上を移動できます。

主に鉄道での救援や保線作業、橋梁架設工事などに使われています。


オールテレーンクレーン

オールテレーンクレーンは、高速道路を走れるトラッククレーンと、整備されていない土地で活躍するラフテレーンクレーンの性能を兼ね備えたクレーンです。

大型タイヤを装着しており、国内最大級となる550tの吊荷まで対応できるタイプもあります。

主な活動場所は、狭い場所で大きな力が必要となる現場です。


オールテレーンクレーンが一般道を走るときは、クレーン部分とトラック部分を分割して走ります。


クローラークレーン

クローラークレーンは、キャタピラというクローラーで地面と接しているため安定性が良く、舗装されていない地面や雪の上でも作業できます。

他の移動式クレーンよりも作業可能な範囲は広いのが特徴的です。


デメリットとしてあげられるのは、タイヤを装着していないので公道では自走できず、移動スピードも遅いことでしょう。

現場に移動するときは、トラックやトレーラーに乗せて運搬します。


ガントリークレーン

ガントリークレーンは、横になったレールの上をトロリーという台車が移動して荷物の運搬を行うクレーンです。

港で大型コンテナを運ぶときなどに、ガントリークレーンが使われます。


ガントリークレーンは、「橋型クレーン」「ブリッジクレーン」と呼ばれることもあります。


アンローダクレーン

アンローダクレーンは、ガントリークレーンに取りつけられているレールのうち、片方の先端部分だけが海側へ飛び出しているトレーラーです。

停泊中の船から、直接コンテナを運び出せます。

アンローダクレーンには、橋型クレーン式と引き込みクレーン式の2種類があります。


天井クレーン

天井クレーンは、工場の天井付近に取りつけられたランウェイというレール上を移動するクレーンです。

人力では運べない製品の製造をしている工場で使われます。


ジブクレーン

ジブクレーンは、「ジブ」という長いアームが特徴で、ジブの先端から垂れ下がっているワイヤとフックで荷物を吊り上げるクレーンです。

高さがあるので、屋外で使われることが多いでしょう。


スタッカークレーン

スタッカークレーンは、工場の床や部品の保管用ラックなどに取りつけられたレール上を移動するクレーンです。

レールがある場所なら自由に行き来できます。

スタッカークレーンには、天井クレーン型や懸垂型もあります。


ケーブルクレーン

ケーブルクレーンは、ケーブルカーのような構造をしており、長距離を行き来できるクレーンです。

狭い場所や傾斜の険しい場所での資材運搬に欠かせない、大型運搬設備です。

ロックドコイルロープの上をトロリーが移動して資材の運搬などの業務を行います。


道路や軌道などを建設する必要がないので、環境への負荷が少ないのも特徴の一つです。

工場や倉庫では、同じ仕組みの「テルハ」というクレーンも使われています。


浮きクレーン(フォーチングクレーン)

浮きクレーンは別名フォーチングクレーンともいわれ、クレーン装置が船についているタイプのクレーンです。

港湾や河川、海上での工事や、難破船などを引き上げるサルベージ作業に使われています。

自航式と非自航式があり、ジブが起伏するタイプとジブ固定されたタイプ、クレーン装置が旋回するタイプと旋回しないタイプがあります。


クレーンの操作に必要な資格


クレーンを扱うためには、以下の資格が必要です。


  • 玉掛け技能講習
  • クレーン運転特別教育
  • クレーン・デリック運転免許
  • 移動式クレーン運転免許


玉掛け技能講習

「玉掛け」とは、クレーンのフックに荷を掛けたり外したりする作業です。

玉掛けを行うには、玉掛け技能講習を受け、資格を取得しなければなりません。


1t以上のクレーンを扱う場合には玉掛け技能講習を受ける必要があり、1t未満のクレーンを扱う場合には玉掛け特別教育を受ける必要があります。

クレーンを操縦する免許を取得しても、玉掛けの資格がなければ玉掛け業務を行えません。

             

クレーン運転特別教育

クレーン運転特別教育を受けることで、無線操作式を含む荷重5t未満のクレーンまたは5t以上の跨線テルハを操縦できます。

学科科目と実技科目の履修が必要ですが、難易度はそれほど高くありません。

教習所のほかに、企業で特別教育を実施している場合もあります。


クレーン・デリック運転免許

クレーン・デリック運転士免許は、労働安全衛生法で定められた免許です。

この免許があれば、荷重5t以上のクレーンを操縦できます。


学科試験と実技試験に合格すると免許を取得できます。

合格率は60%程度で、他のクレーン資格に比べると若干難易度は高めです。

クレーン・デリック運転士の資格には、「限定なし」「クレーン限定」「床上運転式クレーン限定」「床上操作式」などの種類があります。


移動式クレーン運転免許

移動式クレーン運転士免許は、吊り上げ荷重5t以上の移動式クレーンを操縦できる資格です。

学科試験と実技試験に合格すると免許が取得できます。


移動式クレーン運転免許の合格率は、約70%です。


クレーンを扱う仕事に向いている人


どのような仕事にも向き不向きがありますが、クレーンを扱う仕事にも向いている人と向いていない人がいます。

ここでは、クレーンを扱う仕事に向いている人の特徴を見ていきましょう。


  • 車の運転や機械操作が好きな人
  • 早起きが苦にならない人


クレーンを扱う仕事は、朝早くから活動する現場が多いので、早起きが苦にならない人はこの仕事に向いています。

楽しく仕事を続けるために、車の運転が好きだったり機械操作に興味があることも大切です。

好きな仕事に携わることで、やりがいや達成感も味わえるでしょう。


まとめ


クレーンの定義は法律で定められていますが、その形状や用途は実に多種多様です。

クレーンの種類によって得意な作業が違い、活躍する場も変わります。


クレーンを扱う仕事に就くのであれば、必要な資格を取得しておくことも検討しましょう。

クレーン操作と玉掛け作業は、それぞれ別の資格が必要です。


この記事で紹介した「クレーンを扱う仕事に向いている人の特徴」も参考にして、自分が興味のあるクレーンに関わる仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。





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