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作業工程の意味とは?工程管理に欠かせない作業工程表についても解説!

ものづくりの現場では「作業工程」という言葉がよく使われます。

普段なんとなく見聞きする言葉ですが、「いまいちどういう意味か分からない」という人もいるのではないでしょうか。

作業工程を理解していないと、正しい製品製造ができないばかりか、非効率な作業が増えて生産性も下がりかねません。


この記事では、作業工程の正しい意味や作業工程を効率化するポイントについて解説しています。

作業工程の考え方や工程管理の重要性についてもまとめているので参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 「作業工程」とはどんな意味?
  2. 工程管理の重要性
  3. 工程管理を行うメリット
  4. 作業工程の考え方
  5. 工程管理には作業工程表が必須
  6. 作業工程表の種類
  7. まとめ


「作業工程」とはどんな意味?


作業工程とは、仕事をするための順序や段階のことです。

また「仕事の進み具合」という意味で作業工程が使われる場合もあります。


工場での製造現場や開発作業においては、各作業を細分化したものを指します。

部品の加工や組立てでは、決められた作業工程に従って製品の製造を進めるのが基本です。

一つの作業を細分化することで、正確な作業の流れを把握できるようになります。


工程管理の重要性


ものづくりの現場では、作業の順番や作業にかかる時間を決めて計画的に進めることで、高い生産性と品質を実現できます。

そのためにも、作業工程の進捗は詳細に厳しく管理しなければなりません。

適切な工程管理をすることで、現場にも適切な指示を出せます。


工程管理をする際は、作業手順を示すだけでなく、分単位で作業時間を設定しましょう。

これによって、いつまでに何をすべきかが明確になります。


工程管理を行うメリット


ものづくりの現場では、作業工程の管理を行い、作業の順番や作業にかかる時間を決めて計画的に進めることで、多くのメリットを得られます。


工程管理で得られるメリットは以下の通りです。


  • 作業工程を可視化できる
  • 生産性を高められる
  •  顧客の満足度を上げる


各項目について具体的に見ていきましょう。


作業工程を可視化できる

製造業では、工程管理自体が生産スケジュールとなります。工程管理ができていないと、スケジュール通りに製品の生産や供給ができません。


工程管理を適切にすることで、作業の進行状況が可視化され、誰にでも分かるようになります。

作業工程が可視化されると、作業の問題点も把握しやすくなるので、改善も容易になります。

工程管理による作業の可視化で、非効率な作業を続けるといった無駄も減るでしょう。


生産性を高められる

適切な工程管理をして作業効率が良くなると、生産性が高まります。

作業の可視化による無駄の排除はすでにお伝えした通りですが、無駄がなくなることで作業時間の短縮につながります。

作業時間の短縮により、予定通りに製品が仕上がることはもちろん、人件費も抑えられます。


また在庫の把握もしやすくなるので、いつまでも仕掛かり品が残っているといった事態も避けられます。

工程管理をすることで、余計なコストを減らし、生産性を高められるのです。


顧客の満足度を上げる

工程管理によって作業を効率化して生産性を高めることは、顧客の満足度にもつながります。

一定の基準をクリアしている製品を安定的に供給することで、顧客からの信頼も得られるでしょう。


顧客の満足度が上がればリピーターが増え、さらに製品が売れるようになるという好循環が生まれるのです。


作業工程の考え方


作業工程を考えるときは、「PDCAサイクル」を意識して決める必要があります。

PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字をとった言葉であり、作業の効率化を図るために有効な手段です。


PDCAサイクルで重要なポイントは以下の通りです。

  • Plan:生産期間や原材料の計画を立てる
  • Do:計画に従って製品を製造する
  • Check:生産活動の評価や進捗状況の確認
  • Action:問題点の改善


PDCAサイクルに基づいた作業で結果が出なければ、計画の段階から見直して修正しましょう。

結果に結びつくまでPDCAサイクルを繰り返すことで、作業工程の効率化が実現します。


工程管理には作業工程表が必須


作業工程を管理するには、作業工程表を作らなくてはいけません。

作業工程表は、作業予定の管理や作業者の管理などするために欠かせないものです。

工程表があることで、作業に関わる全ての人が作業工程を共有できるようになります。


紙に手作業で工程表を作成することもありますが、パソコンやスマホなどで工程表を作成して工程管理までを行うことも可能です。


作業工程表の種類


作業工程表には、いくつもの種類があります。

ここでは、以下の作業工程表についてご紹介します。

  • バーチャート
  • ガントチャート
  • グラフ式工程表
  • 工程管理曲線
  • ネットワーク工程表


それぞれにメリットとデメリットがあるので確認しておきましょう。


バーチャート

バーチャートは、一般的によく使われる作業工程表です。

縦軸に作業項目、横軸には日付を記入します。


【バーチャートのメリット】

  • 作業項目と予定を記入するだけなので簡単に作成できる
  • スケジュールが把握しやすい


【バーチャートのデメリット】

  • 各項目の関連が分かりにくい


ガントチャート

ガントチャートは、縦軸には作業項目、横軸には作業の進捗率を記入します。

横軸が変わっただけで基本的にはバーチャートと同じなので、バーチャートもガントチャートと呼ぶこともあります。

メリットやデメリットもバーチャートと変わりません。


【ガントチャートのメリット】

  • 作業項目と予定を記入するだけなので簡単に作成できる
  • スケジュールが把握しやすい


【ガントチャートのデメリット】

  • 各項目の関連が分かりにくい


グラフ式工程表

グラフ式工程表は、バーチャートとガントチャート両方の特徴を持つ作業工程表です。

グラフ式工程表では、縦軸に進捗率、横軸に日付を記入します。

曲線により進捗具合が分かるようになっています。


【グラフ式工程表のメリット】

  • 進捗率と作業予定日時の両方が分かる


【グラフ式工程表のデメリット】

  • 作成方法が若干複雑
  • スク間の関連性が分かりにくい


工程管理曲線

工程管理曲線は、縦軸に進捗率、横軸には日付を記入します。

工程管理曲線は、全体の進捗具合を把握するのに適した作業工程表です。

「バナナ曲線」「Sカーブ」と呼ばれることもあります。


上方と下方の許容限界曲線を補助線とすることで、遅れても許容できる範囲や予定を進められる許容範囲が分かります。


【工程管理曲線のメリット】

  • 全体の進捗を確認できる


【工程管理曲線のデメリット】

  • タスク別の進捗は確認できない


ネットワーク工程表

ネットワーク工程表は、円と矢印で各タスクにかかる工数とタスク間のつながりを示した作業工程表です。

システム開発や工事現場など、主となる工程が終わらなければ次の工程に進めない現場で使われます。


【ネットワーク工程表のメリット】

  • どの作業から着手すべきか分かりやすい
  • 作業全体の流れが明確になる


【ネットワーク工程表のデメリット】

  • 作成方法が複雑
  • タスク別の進捗が分かりにくい


まとめ


作業工程は、作業の順番や作業にかかる時間を明確にするために欠かせません。

より効率化するためにも、作業工程を適切に管理して仕事を進めることが大切です。


作業工程を決めるときは、PDCAサイクルを意識しましょう。

また作業工程の管理に必要な工程表にはいくつもの種類があり、それぞれに特徴があります。


今回紹介した工程表別のメリットやデメリットも踏まえて、無駄のない効率的な作業を行いましょう。





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