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組付けとは?組立・加工との違い、業務内容について解説

工場には実にさまざまな種類の作業があります。その中でも「組付け」と呼ばれる作業は、製造の一端を担うとても重要な仕事です。とはいえ、「具体的にはどんな仕事内容なのか」「どんな環境で仕事をするのか」など疑問に思う点も多いことでしょう。

そこで今回の記事では、組付けの概要・組立と加工の違い・詳しい業務内容について解説します。組付け作業が向いている人や向いていない人の特徴も紹介するので、働こうか検討している人や工場での仕事に興味がある人はぜひ参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 組付けとは?
  2. 組付けの業務内容
  3. 組付けの勤務形態
  4. 組付けの給料相場
  5. 組付け作業に向いている人
  6. 組付け作業に向いていない人
  7. まとめ

組付けとは?

組付けとは、加工された部品を取り付ける作業のことを指します。一般的に組付け作業は、電動ドライバーといった工具を用いて、部品をネジで留めたりカバーをはめ込んだりします。

工場によって組付けする部品の大きさは異なりますが、小さな部品を取り扱う軽作業の場合が多いです。また会社によっては、同じ意味でも「組み付け」や「組付」など少し表記が異なる場合もあります。


組立との違い

結論から述べると「組立」も「組付け」も作業内容は同じです。では、組立と組付けは何が違うのでしょうか。両者の違いは大きく2つあります。


1つ目は部品の大きさです。組立の場合は組付けとは異なり、大型冷蔵庫のように大型部品を取り扱うことが多いといわれています。


2つ目が工程の違いです。製品の外装といった完成に近い工程で組み込まれる特徴があります。ただし、この解釈も明確ではありません。メーカーによって取り扱う部品も内容も異なるため、面接時にどのような作業なのか確認しておきましょう。


加工との違い

加工とは、原材料を機械にセットして設計図通りの型を作る作業です。また、工場によっては「部品に傷がないか確認する作業」も加工に含まれる場合があるので、覚えておきましょう。


このように、加工は原材料から部品を作る作業なので、組付けとは根本的に作業内容が異なります。流れとして「加工」で生成した部品を「組付け」によって別の部品と取付け、組付けによって取付けた部品を「組立」で組み立てることで製品ができるイメージです。


組付けの業務内容

ここでは、組付けの業務内容についてご紹介します。主な作業は大きく分けて次の2つです。


  • ライン作業
  • ワンオペ作業


一般的に思い浮かべる工場の仕事がこのライン作業です。いわゆる流れ作業と呼ばれるものでテンポよくスムーズに行うことが求められます。もう1つはワンオペ作業です。ライン作業とは違い、こちらは流れない部品の組付け作業となります。


この2つの作業のうち、ライン作業は女性に向いている作業といわれています。しかし、なぜライン作業は女性に向いているのでしょうか。各項目で詳しく解説します。


ライン作業

ライン作業は、ベルトコンドアで流れてくる部品に対して組付けを行うため「流れ作業」とも呼ばれています。1人でも作業が遅れてしまうと、次の工程に迷惑がかかるので、テンポよく一定スピードで行う必要があります。


そんなライン作業ですが、おすすめポイントが2つほどあります。1つ目は作業が簡単なことです。ライン作業の多くは前述の通り、部品をネジで留めるといった簡単な作業の場合が多いので、ベルトコンベアの流れや作業に慣れてしまえば問題なく作業できます。そのため、ライン作業がはじめての人でも無理なく始められるでしょう。


2つ目はあまり力を必要としない点です。組付けのライン作業は小さな部品を取り扱う軽作業なので、力はあまり必要ありません。これが女性にも向いているといわれる理由です。ただし、工場によっては組付けのライン作業で大きめの部品を扱う場合もあるので、面接時に確認することを忘れないようにしましょう。


ワンオペ作業

ワンオペ作業とは、個人に与えられた作業スペースで行う部品の取り付け作業です。ライン作業とは異なり、こちらは複数の部品を取り付けながらより大きな部品や製品に仕上げていきます。


そのため、チームプレイというよりは経験や技術がモノをいう職人タイプの作業といえるでしょう。「ライン作業は苦手だけど黙々と作業をするのは好き」という場合は、ワンオペ作業の組付けを検討してみてはいかがでしょうか。


組付けの勤務形態

ここでは、組付けの勤務形態をご紹介します。勤務形態は「隔週夜勤の2交代制で週休2日」や「日勤のみで土日祝休み」など工場によってさまざまです。


隔週夜勤とは、1週間ごとに昼勤と夜勤が入れ替わる勤務形態です。最初はしんどいようですが、流れが決まっているので慣れてくると生活リズムを作りやすいのが特徴です。また、土日に稼働しない工場も多いため、休みはしっかりと確保できるでしょう。


次に雇用形態です。正社員募集も盛んに行われていますが、契約社員・派遣社員・アルバイト・パートなど、雇用形態は多岐に渡ります。

組付けの給料相場

組付け作業の給料相場はどれくらいなのでしょうか。ここでは、組付け作業を行う人の給料相場について見ていきましょう。組付けといっても自動車や家電、半導体といった製造する商品ジャンルによって給料相場は異なります。次の表をご覧ください。


製造ジャンル

月給(基本給)

時給

自動車関連

22~30万円

1,000~1,600円

半導体関連

20~30万円

1,200~1,500円


一例として、自動車と半導体関連に絞って給料相場を算出しました。最低月給は自動車関連が高いですが、最低時給は半導体関連の方が高いです。やはり、同じ組付けであってもジャンルによって給料相場は異なります。また、働くエリアや工場によっても差は生まれるでしょう。給与の高さを重視する場合はその点も加味する必要があります。


組付け作業に向いている人

組付け作業はどのような人に向いているのでしょうか。向いている人の特徴を3つほど挙げます。


  • 繰り返し・単純作業が好きな人
  • コツコツ同じ作業を続けるのが得意な人
  • 業務の飲み込みが早い人


組付け作業は単純作業の繰り返しです。そのため、単純作業を繰り返し行うことが好きな人や同じ作業をコツコツ続けるのが苦にならない人にはおすすめです。また、簡単作業なので業務の飲み込みが早い人にも向いているでしょう。


ただし、工場によっては上流工程の組付け作業も存在します。そのため、複雑な業務を担う場合もあるので上記のタイプの人が必ず向いているとは一概に言い切れません。


繰り返し・単純作業が好きな人

組付けは工場によって作業内容は異なるもののほとんどが単純作業です。そのため、単純作業が好きな人にとって組付けはぴったりの作業といえるでしょう。


また、組付け作業は同じ作業の繰り返しです。例えば、部品ネジ留めの組付けでライン作業の場合は8時間ひたすらネジ留めを行うため、繰り返し作業が好きな人にも向いています。


コツコツ同じ作業を続けるのが得意な人

前述の通り、組付けは同じ作業を続けなければなりません。そのため、コツコツと同じ作業を続けるのが得意な人にもぴったりな仕事です。


業務の飲み込みが早い人

組付け作業は軽作業かつ簡単な作業な場合が多いので、複雑な操作を覚える必要がありません。そのため、業務の飲み込みが早い人にも組付け作業は向いています。先輩が付きっきりで見ておく必要もないので、現場で重宝されるでしょう。


組付け作業に向いていない人

反対に、組付け作業に向いていない人はどのような人なのでしょうか。向いていない人は大きく分けて次の3つの特徴があります。


  • 単純作業が苦手な人
  • 同じ作業を続けられない人
  • すぐに飽きてしまう人


当然ながら組付け作業が向いている人の反対です。単純作業が苦手な人や同じ作業が続けられない人には向いていない作業といえるでしょう。また、すぐに飽きてしまう人とも相性が悪いです。


では、上記のタイプの人はどのようなことを意識したら組付け作業を続けやすくなるのでしょうか。ここでは、向いていない人の特徴を掘り下げながら、続けるためのポイントについてもご紹介します。


単純作業が苦手な人

組付け作業は単純作業です。自分のアイデアを出しながら成果を上げたいクリエイティブ志向の人には向いていません。このようなタイプの人は、組付け作業以外にもさまざまな作業を覚えて育成担当者や管理者を目指すと良いでしょう。


特に管理者は、工期や進捗状況などをチェックしながら作業全体のバランスも見なければならないので、自分のアイデアや考えを深めながら業務ができます。


同じ作業を続けられない人

組立作業は毎日同じ作業の繰り返しです。日々違った作業をしたい人には向いていません。このようなタイプの人は、組付け作業だけではなく、組付け作業に関わる前後の作業も覚えると良いでしょう。


例えば、欠員が出た場合は自分の持ち場をこなしながら別作業も担当することが可能です。そうすれば淡々と同じ作業を続ける必要がなくなります。


すぐに飽きてしまう人

前述の通り、組立て作業は単純作業をひたすら続けるため、忙しさを除けばほとんど変化はありません。そのため、仕事に慣れるとすぐに飽きてしまう人にも向いていない作業です。


このようなタイプの人は、「どうすればもっと効率よく組付けできるのか」をマニュアルの許す範囲で試行錯誤すると良いでしょう。そうすることで探求心を持って取り組めるため、飽きずに続けられる可能性があります。


まとめ

組付けの概要と他作業との違い、詳しい業務内容について解説しました。組付け作業はライン作業とワンオペ作業に分かれます。特にライン作業での組付けは力を必要としないので女性でも問題なく作業可能です。


また、比較的簡単な作業なので未経験の人でも始めやすいでしょう。単純作業や淡々と同じ作業を繰り返すことが好きな人は、この機会に組付けの仕事を探してみてはいかがでしょうか。

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